おじさんは投資をはじめました。
早速、つまづきました。
少額で長期間積み立てるために「つみたてNISA」(以下ツミニー)を選んでみたものの、対象商品の中に投資したい米国債と金が見当たりません。
長期、分散投資を始めるにあたって、分散のスタート地点として米国債と金は絶対に外せません。
どうやらツミニーは株や指数に強く、債権やコモディティに弱いようです。
おじさんは思いました。
「ETF買うっきゃない!」
ETFって何?
投資をしている人にとっては当たり前のETFですが、投資をしていない人は株や債権は知っていてもETFを知らない人が多いと思います。
めちゃくちゃ簡単に説明します。
ETFとは上場投資信託のこと。つまり投資信託(以下投信)の一種です。
投資信託とは?
投信とは、ある一定の基準(指数など)に沿って動くように、複数の商品(株や債権など)を組み合わせて運用することを、投資のプロにお願いする商品です。
投信のメリットは、ある程度お任せで運用してくれ(しかも分散投資)、運用益の再投資なども自動で出来るという点。
自分で投資金額を決めて投資出来るので定額積み立てに向いていることもメリットです。
デメリットは、お任せなので一般的に手数料が高い(商品による)。
また、株は市場が開いていればいつでも売買できますが、投信は一日に一回、基準価額が決まります。
ETFとは?
ETFは上場されている投信ですので、株と同じように市場が開いていればいつでも売買出来ます。
メリットは投信と比べて手数料が安い(ことが多い)こと、デメリットは運用益の再投資などは自分でやらなければならないこと、株のように一口いくらの決められた価格で売買する必要があることです。
例えば投信であれば毎月1,000円ずつ買う、3,000円ずつ買うなどが出来ますが、ETFは市場で決まった価格が1万円なら1万円、10万円なら10万円で買わなければいけません。
投信とETF違いまとめ
投信
- 手数料が高い
- お任せで再投資も楽ちん
- 月々定額で投資が出来る
- 価格が決まるのは一日一回
ETF
- 手数料が安い
- 再投資は自分でやる
- 月々定額は出来ない、決められた価格で買う
- 株のように価格が常に変動
おじさんの結論はツミニーで投信を買い、ツミニーにない商品をETFで買う。
また高すぎて買えないETFはとりあえず投信を買う、です。
投信の手数料が高かったとしてもツミニーの税金免除には敵いません。
しかしながらツミニーの商品は限られているので、ETF(場合によっては投信)でカバーします。
早速、ツミニーで買えなかった米国債と金のETFを探しました。
何種類かありましたがダンさんの本を参考にして買う商品を決めました。
買ったのは下記2種。
金
<IAU>iシェアーズ ゴールド・トラスト
約 $35.5
2株購入
金は他にも有名なGLDがありますが、IAUのほうが手頃で買いやすく、純資産総額も高いので選びました。
米国債
<TLT>iシェアーズ 米国国債 20年超
約 $137.0
1株購入
米国債は短期、中期、長期とありますが長期から買って、今後は短期、中期の国債にも拡大する予定です。
中国株のETFも見つけましたが高いので諦め、代替として中国株の投信を買いました。
深セン・イノベーション株式ファンド(1年決算型)
毎月 ¥2,000を積み立て予定
投信で積み立てをして、数年後にETFに乗り替える算段です。
とりあえず長期分散投資のポートフォリオが、どうにかこうにか形になりました。
ここから月をまたいで他の債権やコモディティを買いつつ、分散を拡大させる所存です。
ツイッターでは長期積立投資の進捗を晒しております。興味のある方はご覧ください。
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